2019年5月11日土曜日

【連載ブログ「学校に行けなかったわたし」】~ 運動会 ~

高校1年生の5月。
運動会、こわかったです。

高校に入学して、毎日いけるかな、と不安だったときです。

クラスの応援団員を決めるための話し合いで、なかなか決まらなかったとき、
先生やみんなが困っている雰囲気も感じ、役がきまっていない運動部が私と友達2人だったので、不安ながら引き受けました。
それから毎日練習。
学校に通うことだけでも不安だったのですが、応援団を引き受けたのは自分であるということ、だからこそ、ちゃんとやり遂げたいと思ったので練習にもなんとか参加していました。


運動会が近づくにつれ、練習の熱も高くなっていき、
ますます休んじゃいけないなと感じました。

責任感からか、毎日、なんとか登校し、練習も行っていました。
そのおかげで、学校に休まず行けてたのかもしれません。

とにかく一生懸命でした。

運動会当日を迎え、楽しくなかったわけではないのですが
リレーで次の人がバトンを落としたのを私のせいだと思って泣いたり、
演舞を間違えそうになったりしたことしか覚えておらず、
たぶん自分がいっぱいいっぱいだったのかもしれません。

運動会も無事終わり
徐々に6月休むようになり、
7月には行けなくなりました。

こわかったけれど、私の高校生活の唯一の、かけがえのない大切な思い出にもなりました。
運動会、応援団があったおかげで、私の高校生活ものびたのかもしれません。