1月15-16日は大学入学共通テスト、18-19日は私立高校奨学・専願入試。
まさに、受験シーズンの本格スタートです。
受験したみなさん、お疲れさまでした。
自分の持っている力が出せていれば、それでOKです。
あと1か月、体調管理に気をつけながら頑張ってくださいね。
さて、このブログを読んでくれている人は、
来年の受験に向けて準備を始めようと思っている人だと思います。
そんなみなさんに、アラン『幸福論』(岩波文庫)の一節をご紹介します。
(今から約100年前、1923年に書かれたものです。)
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。気分にまかせて生きている人はみんな、悲しみにとらわれる。否、それだけではすまない。やがていらだち、怒り出す。」
「ほんとうを言えば、上機嫌など存在しないのだ。気分というのは、正確に言えば、いつも悪いものなのだ。だから、幸福とはすべて、意志と自己克服とによるものである。」
と綴っています。
2023年の入試まで、あと1年。
この1年は、
不安になったり、焦ったり、投げ出したくなったり、
ときには、いらだったり、怒り出したくなったり、
いろんな気分になりながら過ごすかもしれません。
しかし、そんな気分に流されるのではなく、
気分に流されないという意志をもって、
合格するという意志をもって、
自分のいろんな側面を自己克服して、
「幸福」を手に入れてみませんか。
大学へ。高校へ。
さぁ、動き出してみませんか。