2022年4月13日水曜日

【個塾だより】「新年度」ー自分を信じて、そのときにできる自分の最善を尽くすー

 新年度スタート。

必ずしも、みんながみんな、希望に胸を膨らませてこの時期を迎えているわけではありません。

ここでは、昔の生徒が語っていた言葉を2つ紹介します。

彼らも今や、大学を卒業し、人の役に立っていたり、父親となっていたりします。

思い当たるところのある人は、「自分だけじゃないんだ」って思って、心を少し休めてもらえたらいいなと思います。


まずは、

「学校がある期間は、休んでいても心は休んでなくて、心が休んでないから体も休んでなくて、疲れがたまる一方で、ずっと横になっている。でも、休まらないで・・・。」

学校に行きづらかった当時のことを、「ただただ疲れてた」、そう振り返る人がいます。


もう一つは、

「朝は『あ~、学校に行っているな』、夕方は『あ~、学校から帰ってきたな』なんて、外の気配や音が気になるんですよね。それが嫌で、みんなが動いている時間は寝るんですよ。寝てると気にしなくていいから。」

そして、「みんなが寝静まった夜は安心して起きてました」、そう振り返る人もいます。


色々な思い、色々な状況があると思います。

だから、「こうすれば正解ですよ」なんて、言えません。


でも、大切なことは、

「自分を信じる」こと

「そのときにできる自分の最善を尽くす」こと

だと思います。


「自信をもつ」ことではないです。

「自信をもつ」のは、何か結果が出てからになりますから。

「人と比較する」ことではないです。

「人と比較する」のは、きりがないですから。


まずは、

何も結果を出していない自分を信じる。

そして、

毎日、何かを、ちょっとでも自分に加えていく。

日々これを繰り返す。

それが、

自分自身をつくり、自分の未来をつくり、自分の生きる意味をつくっていくと思います。