2022年11月28日月曜日

【個塾だより】「おい、あくま」で、一日一日を大切に。

中東カタールで、サッカーのワールドカップが開催されています。

日本戦になると、テレビ中継も、ネット中継も、ものすごい数の人が視聴しますね。

「にわかサポーター」なんて言葉も出てきます。

私は、悲しいかな、「にわかサポーター」にもなれません。

(「にわか」って、「にわか雨」でよく聞きますが、

 恥ずかしながら、以前は「ちょっとした雨」だと思ってました。

 正しくは「急な雨」なんですね。)

サッカーの試合を前後半90分見ているのが疲れます。

常にゲームが動いているからでしょうね。ハイライトがちょうどいいです。

私の場合は、動きに「間」のある野球の方が性があってるみたいです。

(本当は、私には見えないだけで、常に動いているんでしょうね。)


そこで、今回の個塾だよりはプロ野球選手にまつわるエピソードからの言葉です。

それが、「おい、あくま」「あおいくま」です。青色の熊ではないですよ。

「おい、あくま」は、「世界の盗塁王」福本豊さん(元・阪急ブレーブス)がコーチに言われた言葉。

「あおいくま」は、今年大活躍した湯浅京己投手(阪神タイガース)が独立リーグ時代にコーチから言われた言葉。

ともにコーチが選手を励ます際に伝えた言葉だそうで、ほぼ同じことを言っています。

 「お」:怒るな。

 「い」:威張るな。

 「あ」:焦るな。

 「く」:腐るな。

 「ま」:迷うな。負けるな。

です。順番を変えれば「あおいくま」になりますね。

福本さんがコーチから言われてから、おそらく50年くらいの時を経て、

湯浅投手がコーチから伝えられています。

もちろん、伝えたコーチは別人です。

プロ野球界では、代々、伝えられてきたことなのでしょうね。


うまくいかない時、「怒らない」「焦らない」「腐らない」「迷わない、負けない」。

うまくいってる時、「威張らない」。

なにも、野球に限ったことではないように思います。

「怒る自分」「焦る自分」「腐る自分」「迷う自分、負ける自分」

「威張る自分」が出てきそうになったら、

「おい、悪魔が出てきたな」と「自分の中の悪魔」を退治したいですね。


怒らず、焦らず、腐らず、迷わず・負けず、そして威張らず、

一日一日を大切に取り組むべきことに、取り組みたいですね。