「中学校の時は学校に行けなかったんですけど・・・。
高校になったら行けるかなと思ってたんですが・・・。」
「同学年が大勢いる中では、うまくやっていけないみたいで・・・。
教室に入れなくなってるんです・・・。」
「高校に部活の特待で入ったんですが、
ついていけなくて・・・。」
5月の大型連休明けから寄せられた、
学校生活についてのご相談の声です。
みんな、出口が見えない苦しさを抱えていました。
しかし、
「今いる場所が今の自分に合っていないだけ」
という場合が多いです。
甘えでも、逃げでもなく、
「もっと自分らしく居れる場所があるはず」
と、とらえ直したら良いと思います。
その上で、自らの責任で
「今の学校を続ける」
「通信にでも転校する」
「高卒認定を受ける」
「来年高校を受けなおす」
「働く」
「今は何もしない」
などなど・・・。
すべての選択肢から選べばいいのです。
「自分」という存在は、
自らで形つくっていくものです。
何を残し、何を捨てるか、
そして、どの道を歩んでいくか。
その時々の選択の積み重ねで
「自分」というものをつくりあげていくのです。
「自分らしさ」とは、
これまでの選択で築き上げてきたものであり、
これからの選択で築き上げていくものです。
将来、
「あの時、あの選択をしたおかげで、今の自分がいる」
と言えるようにしてほしいと思います。
何かを選択して
歩み始めてください。
それが、自分ですから。