「緊張を受け入れ、楽しむことが大事」
車いすテニスプレーヤーの小田凱人(おだときと)さんの言葉です。
みなさんもご存知かと思いますが、
小田さんは、
9歳のとき病にかかり、
10歳から車いすテニスを始め、
18歳の今夏、パリ・パラリンピックで金メダルを獲得するなど、
世界的に大活躍されています。
その小田さんが、先月、出身地・愛知県でのイベントに参加し、
「緊張する局面で強気にプレーする秘訣」を質問された際に、
冒頭の「緊張を受け入れ、楽しむことが大事」と答えたそうです。
(熊本日日新聞2024年9月17日付)
私たちの生活の中にも緊張する局面は数多く訪れます。
たとえば、入学試験や人前で話すときなどなど。
緊張するときって、「できなかったらどうしよう」とか「失敗したらどうしよう」と、
結果や他者からの評価を気にして、自分で自分を追い込みがちです。
(私も緊張しやすいです。病院で血圧を測るのも緊張しますね。)
そんなときこそ、
緊張する自分をダメだと否定するのではなく、
そんな緊張している自分を受け入れ、
状況そのものを楽しむことが大事ということなのでしょうね。
でも、これって難しいです。
自然に「楽しむ」心境にはならないと思います。
自分で「楽しむ」と決める。
その心構えが大切なんでしょうね。
そして、日々、その局面に備えた準備をしておく。
テニスの試合なら練習、
入学試験なら勉強、
人前で話すなら予行演習。
(血圧なら普段からの健康管理)
自分の裏付けとなるもの、
自分で自分を支えるものを日々積み重ねることが大前提であると思います。
みなさんは、何に備えて、日々何をしますか?