2023年12月1日金曜日

【個塾だより】「喜ぶ」と「悦ぶ」

最近読んだ本で、「喜ぶ」と「悦ぶ」についてハッとしたことがあったのでご紹介します。


「よろこぶ」という文字をパソコンに入力・変換すると、

「喜ぶ」・「悦ぶ」・「歓ぶ」・「慶ぶ」が候補に出てきます。

あまり意識したことがなかったですが、

「歓ぶ」は、「にぎやかに」よろこぶこと。

「慶ぶ」は、「めでたいこと」をよろこぶこと。

だそうです。

では、「喜ぶ」と「悦ぶ」はというと・・・。

 

「喜ぶ」は原因が自分以外の外側にあるとき、

「悦ぶ」は原因が自分の内側にあるとき、

の表現だそうです。

「喜ぶ」は、他の何かに喜ばされるとき、

「悦ぶ」は、自分で自分の心を悦ばせるとき、

ということです。


「よろこぶ」原因・理由が「外発的」か、「内発的」か、の違いですね。


「喜ぶ」は自分でコントロールできず、「悦ぶ」は自分でコントロールできます。

コントロールできないことをコントロールしようとしない。

コントロールできることをコントロールする。


自分以外のことにあまり左右されず、

自分で自分を悦ばせる機会を増やして、

1 年の最後を気持ちよく迎えましょう。

(もちろん、自分が悦ぶために、自分以外に迷惑をかけちゃいけないですけどね。)