最近読んだ本で、「喜ぶ」と「悦ぶ」についてハッとしたことがあったのでご紹介します。
「よろこぶ」という文字をパソコンに入力・変換すると、
「喜ぶ」・「悦ぶ」・「歓ぶ」・「慶ぶ」が候補に出てきます。
あまり意識したことがなかったですが、
「歓ぶ」は、「にぎやかに」よろこぶこと。
「慶ぶ」は、「めでたいこと」をよろこぶこと。
だそうです。
では、「喜ぶ」と「悦ぶ」はというと・・・。
「喜ぶ」は原因が自分以外の外側にあるとき、
「悦ぶ」は原因が自分の内側にあるとき、
の表現だそうです。
「喜ぶ」は、他の何かに喜ばされるとき、
「悦ぶ」は、自分で自分の心を悦ばせるとき、
ということです。
「よろこぶ」原因・理由が「外発的」か、「内発的」か、の違いですね。
「喜ぶ」は自分でコントロールできず、「悦ぶ」は自分でコントロールできます。
コントロールできないことをコントロールしようとしない。
コントロールできることをコントロールする。
自分以外のことにあまり左右されず、
自分で自分を悦ばせる機会を増やして、
1 年の最後を気持ちよく迎えましょう。
(もちろん、自分が悦ぶために、自分以外に迷惑をかけちゃいけないですけどね。)