新学期が始まって3週間。
学校生活のリズムに乗れた人、
しんどくなってきた人、
力を出し切った人など、
それぞれ想いを抱えた3週間でしょうね。
個塾の生徒はというと・・・。
夏休みが終わると、早速、
中3生は、第1回共通テストのやり直しと、今後の対策、
高3生は、第1回ベネッセ・駿台マーク模試の振り返りと、次の模試に向けての準備
と、受験生は大忙しです。
でも、高校受験生、大学受験生
みんな自分のペースで頑張っています。
そんな生徒たちの、1年前を振り返ると、
中学校に行かなくなって家で過ごしていたり、
保健室に行くのが精いっぱいで勉強どころではなかったり、
高卒認定試験に挑戦するために動き始めたばかりだったり、
出席日数が足りなくて通信制高校に転校したばかりだったり、
など、
先が見通せずに苦しんでいました。
先日、ある受験生の女の子が
「今は、悩んだり、他のこと考える時間がもったいなくて。。。
去年一体何してたんだろう、なんであんなに悩んでたんだろう、なんて思います^^」
という一言。
自分の未来に向けて歩み出し、
自分の現在に向かい合っているから、
自分の過去をきちんと「過去」にしているのでしょう。
なんかすごく成長したなあと感じました。
目の前のことを1つ1つクリアしていくと
自分を取り巻く環境も変わり、
それによって
自分の考え方も少しずつ変わってきます。
昨年の夏、数学で初めて「解の公式」を習ったとき
「絶対に無理、こんなのできない」と言っていた生徒が
今は数検2級も合格し、数Ⅲの学習を始めてたり、
高卒認定に合格して、行きたい高校・大学を考えて、
オープンキャンパスへ行くようになったり、
朝起き克服のために、新しくアルバイトを始めたり、
一人でバスや電車に乗って塾に来るようになったり。。。
いつの間にか子どもたちは成長するんですね。
でもそれは
みんな充電期間があったからこそ。
さんざん悩んだからこそ。
今悩んでいる皆さん、
夜明けは近いかもですよ。
子どもたちは動きだしたら早い。
だからそれまでは、じっくり、しっかり悩んで、充電して
自分の人生を考えてほしいですね。
見守る親御さんは大変かもしれませんが。。。
(子どもを信じて待ってあげてくださいね。)