「自分で体験してみないと分からない」
10月13日、大阪万博が閉幕しました。
翌14日付、熊本日日新聞の万博関連記事に掲載されていた、
小学5年生のコメントです。
記事を抜粋すると、
この児童にとっての万博来場は、
ユーチューブで知る「怖い人が多い」外国の印象が覆る機会となった。
「会った人はすごく優しくて、安心感が持てた。
自分で体験してみないと分からないと思った」
とのこと。
言い古されたことですが、
手元で多くの情報が手に入る今日この頃だからこそ、
そしてつい分かった気になってしまう今日この頃だからこそ、
自分で実際にやってみること、
体験することが大切なのだと思います。
たとえつらくても、
自分で体を動かさなければ、
つまり体験しなければ、
体力はつきません。
勉強も同じ。
教材を見ただけ、読んだだけで、
つい分かった気になってしまいがちですが、
自分で実際に問題を解いてみないと、
つまり体験してみないと、
自分の理解度や納得度は分かりません。
まして、
解けたぁ、
できたぁという、
達成感や満足感などの実感も得ることができません。
自分の体と心、すべて動かそう。
そうして得たものは一生、自分の力となるはずです。